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ヤミ金の銀行口座を封鎖(凍結)申請することでお金を取り返すことができる

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闇金は、出資法や貸金業規制法に違反している犯罪者集団です。高金利のお金を貸し付けて暴力的で詐欺的な取り立てを繰り返しています。闇金業者自体が違法な営業をしていることは分かっているので、借り手が恐怖におののいて警察に駆け込んだらピンチに陥ります。ですので、借り手を上手に操り心理的に追い込みます。

「カネは借りたら返す。小学生だって知ってることじゃないか!」
「約束を守らず返済しないのはお前の責任だ!」

などと自分たちの違法行為は棚に上げて借り手に責任を感じさせるのです。

「弁護士に頼んでも無駄だ!」
「一度自己破産したら、二度と借りれないぞ!借りたら刑務所行きだ」

などとウソの情報で追い込み被害者を孤立させます。
もう誰も助けてくれないので、返済するしかないという追い詰められた心理にもっていくのです。

本来ならば闇金は、違法なので契約は無効になります。闇金から借りたお金は返す必要はありません。

しかし、闇金業者も人をよく見ています。責任感が強い、真面目で几帳面な人ほど「借りたお金はなんとかして返さないといけない」と思うので、闇金業者のカモにされてしまいます。

特に地方に住んでいると人間関係が濃厚で噂が広まるのが早いです。そのため、地方の中小企業の経営者などは、お金に困ったらこっそりと都会の金融機関から借りようとする傾向にあります。性格が真面目で責任感が強い人が多いので闇金業者にとって最高にいいお客となってしまうのです。

そんな闇金にいいようにばかりされてもいられません。闇金に立ち向かう方法があるのです。ここでその方法を詳しく解説していきたいと思います。

Contents

  • 1 銀行口座の封鎖とは、どういうことか?
  • 2 ヤミ金の保有している銀行口座の仕組み
  • 3 なぜお金が戻ってくるのか?
    • 3.1 被害回復分配金について
  • 4 封鎖(凍結)させる方法
  • 5 最後に・・・

銀行口座の封鎖とは、どういうことか?

銀行口座を封鎖するということは、口座にあるお金を引き出したり動かしたりできなくなることです。闇金に反撃をする方法として、闇金の銀行口座を封鎖(口座凍結)するという方法が挙げられます。銀行口座を封鎖すると、闇金業者が口座のお金に手が出せなくなるのです。

ほとんどの闇金業者は直接お金を手渡しで返済するのではなく、銀行口座を返済の振込先に指定しており、そこにお金を振り込むことになります。闇金が指定している銀行口座を封鎖することによって、闇金業者は口座のお金を回収できなくなるのです。

この仕組みの原理として銀行の口座には「マネーロンダリング」に関する規制というものが該当します。マネーロンダリングは、「資金洗浄」と訳されています。

これは、犯罪などによって得た不正な汚れた資金を銀行口座を通すことであたかも正当な取引で得たきれいな資金であるかのように見せかけることをいいます。銀行が犯罪行為に銀行の口座を使用されることがないようにと規制を行っていることなのです。

ですので、闇金が使用している銀行に対して「この口座は闇金のものだから使用をできないようにして欲しい」と申し入れるのです。それを受け入れた銀行は、監督官庁に通知しなければなりません。この申し入れは、銀行だけではなく個人でも申し入れることができます。

闇金にとって銀行口座が使えなくなるということは、商売ができなくなることを意味します。せっかく入金されたお金も回収できません。闇金業者に「銀行に申し入れをするぞ」と伝えると取り立てをすぐにやめることもあります。それくらい効果があることなのです。

闇金の口座を封鎖したら、怒って何か仕返しをされるのではないかと怯える人もいます。しかし、そのようなことはありません。闇金業者にとって、銀行口座が封鎖されるというのは日常的によくあることなのです。

そもそも他人名義の銀行口座を使っているので、こっちがダメだったらあっちというようにすぐに違う他人名義の銀行口座を使って取引を繰り返しているのです。それに、銀行口座の凍結を誰がしたかなどを知ることができないのです。

銀行口座が凍結された場合は、口座名義人であれば銀行に申請することで誰が口座を凍結したのかを調べることができます。そもそも、他人名義の銀行口座を使っている闇金には分からないのです。

ヤミ金の保有している銀行口座の仕組み

ヤミ金の保有している銀行口座は他人名義の銀行口座です。闇金業者は自分たちが違法な商売をしていることは分かっているので、とにかく身元がバレる、足がつくことを嫌います。

闇金を商売として行うには

・「他人名義の銀行口座」
・「他人名義の携帯電話」
・ターゲットとなる「多重債務者の名簿」

が必須アイテムです。

高額な金利でお金を貸し、返済には銀行口座を振込先として使用します。もちろんこの銀行口座は他人名義の口座です。他人名義の銀行口座の入手方法は、闇金にお金を借りている多重債務者の銀行口座の情報を握る、返済が滞った借り手に銀行口座を作らせる、口座の売買を専門に行っている業者などから買い取ることになります。

さらに、短期高収入などのバイトをもちかけて銀行口座を買い取ることもあります。もちろん口座の売買は法律で禁じられていることですが、高収入につられて銀行口座を売ってお金を稼ぐ人がいるのも事実です。

なぜお金が戻ってくるのか?

闇金にお金を借りても、借りたお金や支払った利息が戻ってくることがあります。闇金は違法な営業をしてお金を貸しているので、法律により闇金が保有している銀行口座を凍結し、銀行口座に残っているお金を被害者に分配できる制度があるからです。

闇金や振り込め詐欺などに騙されたひとを救済する「振り込め詐欺救済法」や「被害回復給付金支給法」という法律があります。被害を受けた個々の被害者が裁判を起こさなくても被害を回復できる制度です。

「振り込め詐欺救済法」では、闇金や振り込め詐欺で利用された銀行口座の凍結を行い、凍結した銀行口座の残金から被害回復分配金を受け取ることができるしくみがあります。お金を取り戻すとても有効な手段になります。

ですので、闇金にお金を借りてしまったと気づいた時は、すぐに弁護士や司法書士に相談することが一番です。先延ばしにしていると状況は悪化する一方なので早ければ早いほどいいです。

また、専門家に相談する時は、一部の闇金業者を隠したりせずに全て打ち明けることが大切です。「あそこは良心的」などの理由で伝えていなければ、一つの闇金業者でも関りがあれば後々大変なことに巻き込まれることになるからです。

別々の闇金だと思っていても裏ではつながっていることはあります。また、同一人物が複数の業者と見せかけているのはよくあることです。せっかく専門家に相談に行っても、闇金業者に相談先に隠し事をしているなと見透かされれば、すかさず弱みにつけこんできます。闇金業者は言葉たくみに、全力で専門家の相談先との切り離しにかかることになります。

また、警察へ被害届の提出も必要になってきます。訪れるところは派出所ではなく、警察署の生活安全係(生活経済係)です。警察に行ったら、借金の相談をするのではなく「闇金融の被害届を届けにきた」と最初に伝えることが大切です。

闇金業者と関わったときに知り得た情報は、紙に書くなど一覧にしておくと説明する時に分かりやすいです。

事前にまとめておくと良い項目
(すべて細かく書いておきましょう)

闇金融の名前
電話番号
振込先口座番号
お金を受け取った日
受け取った金額
支払った日
支払った金額

振込明細の控えや闇金融からの着信履歴は立派な証拠になります。よく思い出して、思いつく限りの情報を伝えることです。このように情報を伝えて捜査を求め、今後の対応についても相談しておくことが大切です。今後何かあったときには、誰に連絡をしたらいいかを聞いておくと安心できます。

被害回復分配金について

被害回復分配金とは、闇金の銀行口座を凍結して、口座に残っているお金を被害者に分配する制度のことです。

「振り込め詐欺救済法」によって振り込め詐欺や闇金などの資金が振り込まれた口座を金融機関が凍結します。凍結すると預金の引き出しなど口座にあるお金が動かせなくなります。その後、預金保険機構のホームページで一定の期間公告すると、口座名義人の権利が消滅するのです。

それからは、振り込め詐欺や闇金などの被害に遭った人からの資金分配の申請を受け付けることを公告されます。その期間に申請があった人に銀行口座に残ったお金を分配して返還することになります。

被害回復分配金は、口座の残高が上限になるので、被害に遭った人が振り込んだ資金の一部や全部が引き出されているような場合は、被害に遭った金額が全額戻ってこないこともあるのです。口座の残高を被害額に比例し、按分した金額が分配されるのです。
ここで注意しておきたいことがあります。

口座の残高が1,000円未満であったり、支払申請期間中に申請がなかった場合には、この法律による資金の返還の対象とはならなくなります。

封鎖(凍結)させる方法

闇金が使用している銀行口座を封鎖(口座凍結)させるのはシンプルな方法です。

その口座がある銀行に「この口座は闇金のものだから使用をできないようにして欲しい」と申し入れや通知をすればいいのです。

銀行口座の凍結の申請というのは個人ではなく、弁護士や司法書士が依頼を受けて行うことが一般的です。弁護士や司法書士が申請を行う場合は凍結したい銀行や警察署あてに「振り込め詐欺等不正請求口座情報提供および要請書」という書類をFAXします。

書類には凍結したい銀行口座の

「金融機関名」
「支店名」
「名義人」
「口座番号」

などを記載することになっています。

個人で銀行口座の凍結を申し入れる場合は、銀行に電話をして口頭で口座の凍結を申し入れるか、口座凍結するための書類を送ってもらってから記入をして提出する場合もあります。

銀行口座を凍結させるとお金が引き出せなくなり、動かせなくなります。もし誤った口座番号を伝えてしまった場合は、知らない人に大変な迷惑をかけることになります。
ですので、銀行によってはその銀行口座が闇金に利用された口座であることを証明する資料の提出を求められることもあります。

ATMの振り込み伝票の写しなどがこれにあたります。銀行口座の凍結をした後に、闇金が使用していた銀行口座が凍結されているかどうか確認する方法があります。預金保険機構のwebサイトで見ることができるのです。

最後に・・・

闇金は不正な金融業者なので、闇金が使用している銀行口座を凍結することができます。

しかし、闇金は他人名義の銀行口座を使用しているので、一つの口座を凍結しても、また他の人の銀行口座で商売を行います。

闇金からお金を借りてしまったと気づいたらすぐに弁護士や司法書士の専門家に相談し、警察にも被害届を出す必要があります。

「振り込め詐欺救済法」では闇金の銀行口座を凍結させ、口座の残金を被害者に分配してお金が戻ってくる被害回復分配金という制度があります。闇金業者が銀行口座のお金を引き出す前に、一刻も早く銀行口座を凍結させる必要があります。

闇金を撲滅するためには、法律などの罰則の強化が必要ですが、闇金から絶対にお金を借りないことが大切です。闇金業者は、人の弱みにつけこんでくるので甘い言葉に誘われないようにする強い意志を持つことです。

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